2024-07-30
実務基礎研修会
弊社が所属する京都府宅地建物取引業協会は会員向けに様々な研修を実施しています。
今回は年間100件以上のトラブル事例の相談を受ける不動産鑑定士・吉野荘平先生の「第二回【初級編】売買・その2」を受講しました。
不動産売買におけるトラブルのワースト1は法令上の制限、その原因の多くは「調査確認ミス」によるものだそうです。物件調査は基本に忠実な調査と確認を行うことが必須ですが、それでは防げないトラブルも一定数みられます。
そのような紛争に共通する点として「時間や空間を少し広げて考えてみれば防げた」ことがあげられます。
研修では考えて調査をしていれば防げた紛争や、今後の改正法令から予想される紛争を紹介、回避策を示してくださいます。
第一回に続き、今回も初級編とは思えないほど濃い内容でしたが、吉野先生の熱量の多さに引き込まれ、最後まで集中して聞くことができました。レジュメに付箋を貼っているページは自分の知識不足で着いて行けなかったところ。後日、京都府宅建協会のホームページにアップされる動画を見て復習したいと思います。